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ロンドンシューメイク London Shoe Make

History



革靴の本場 『イギリス』

年間を通して雨が多く、天気が悪いイギリスでは、実用的で伝統を重んじる「革靴」が国民に愛され続けています。
英国紳士は足元を見られないよう、常に手入れが行き届いた良い革靴を履いているものとされ、そして良い靴は、「履き主を良い場所に連れて行ってくれる」と言われています。
London Shoe Makeのルーツである、イギリスの革靴の歴史について、ご紹介いたします。

<世界の革靴との比較>

ファッションに欠かせない革靴ですが、有名な生産国はアメリカ、イタリア、イギリス、フランスが挙げられます。

アメリカの革靴は多くが大自然で行動することと、工業化の進歩が影響しています。
そのため履き心地や頑丈さを重視し、合理的な靴作りをしています。

イタリアはオシャレの国だけあってトレンドや独特のデザインが特徴です。
見た目重視で、かっこ良さや色気のある靴が多いです。

イギリスは革靴が初めて産業化した国で、特にノーザンプトンは革靴界のメッカといっても過言ではありません。
各ブランドともグッドイヤーを得意とします。
派手な色や、奇抜なデザインというよりはシンプルで万人受けするデザインが特徴。
質実剛健、飾らない美学といったニュアンスを踏襲するのがイギリス靴の伝統。
英国紳士の足元を飾るにふさわしい靴です。

フランスはイタリアとイギリスの良さを取り入れた、バランスの取れた靴が特徴です。
種類も豊富なので、洗練されたデザインの革靴を探すのに適しています。

<日本における「革靴」の歴史>

その歴史は幕末期まで遡ります。
最初に洋式の革靴を履いていた日本人は坂本竜馬だと言われています。

幕末期、将軍家の権力は弱まり、少しずつ鎖国の実行力も薄れてきました。
そのため、外国との非公式な交易が各所で行われ、西欧の文化が少しずつ日本に入ってくるようになります。

竜馬は当時最新の技術であった写真術によりその姿を銀板に残しましたが、足元には「革靴」が写っていました。
鎖国制度が撤廃された明治維新以降ですが、まだ一部の人々を除いては靴を履く習慣は一般化しませんでした。
1870年、明治3年に、東京築地に初めて近代的な靴の工場が誕生し、国内で靴の製造が始まりました。
その後、明治40年に三越呉服店がデパートで初めての靴売り場を設け、紳士靴・婦人靴・子ども靴が販売されるようになりました。

戦後、日本は高度経済成長とともに、ファッションにおいても、より一層の欧米化が進み、革靴も日本中に普及し始めます。
1960年代にはようやく戦前の生活水準にまで立ち直り、70年代にはモータリゼーションの到来とともに個人の自動車保有率も急速に上昇を始めます。
日本人のライフスタイルは急速にアメリカナイズされ、若者の履物もほぼ欧米人と同じ水準のものに変わっていきます。

<そしてバブル以降...>

80年代後半からのバブル経済とともにスポーツシューズは大衆化していきます。
そして、同じ時期にブランド志向からファッションブランドとともに本格的な高級革靴も国内で本格的に販売されるようになりました。

こうして日本に革靴が広がっていきました。

<英国靴の聖地>

イギリスの革靴メーカーが多く集まる英国靴の聖地が「ノーザンプトン」です。

「ノーザンプトン」が「革靴」の生産地になった理由は諸説あり、ノーザンプトンには美しい川が流れており、なめし職人たちが大勢住み着いたと言われます。
良質な革は靴を作る職人も呼び寄せ、ノーザンプトンは次第にイギリス革靴の拠点となりました。

そしてイギリスの靴の歴史を見ていく上で、避けては通れないのがその後17世紀に起きたピューリタン革命です。
王党派と議会派との間に起きた争いで、軍隊に大量の靴を供給する必要に迫られます。

そのため議会派の指導者クロムウェルの息子ヘンリー自身がノーザンプトンで革靴の大量生産に尽力したおかげで発展します。
さらに産業革命やグッドイヤー・ウェルト製法という新しい技術も取り入れてきました。
頑丈で安定感があり、長時間の歩行でも疲れにくいと言う英国靴の特徴はイギリス人の気質に合った革靴となったのです。

まさに「イギリスの革靴はノーザンプトンにあり」です。
革靴といえばイギリスと言われる程、イギリスの革靴は他国を圧倒しています。
革靴の歴史と寄り添い、伝統を守りながらも磨き続けてきた技術とクラフトマンシップによって作られるイギリスの優れた革靴。

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